まさにオーソドックス Fifth Avenue
1981年、オリジナルをリリースしたレーベルはLyon、そしてこのCDも同じ。ちゃんと活動していた、というより版権やマスターを持ち続けていたということなんだろう。25年を経て、ささやかな稼ぎになるのだろうか。
MIRACLES Fifth Avenue (Lyon's L572)
「US Black Disc Guide」では高沢さんが「オーソドックスな作りのジョージアの5人組」とコメントしているが、まさにその通り。そこでのレア盤はスウィート系が中心に集められ紹介されているが、これは80年代初頭のヴォ=インスト系のグループの王道的な内容。
グループ名通りの5人編成。それぞれが楽器を演奏し歌・コーラスもこなす。リードはキーボード担当で、このアルバムのプロデュースもしているジョー・フォックスワースという人。
いかんせんB級グループの域を出ない(特に演奏能力)が、楽曲はどれも悪くない。キャッチーな個性には欠けるが総じて標準以上の作りだと思う。
80年代ソウル(ブラコン)好きな方には良いだろう。
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