グレーテスト・ラブ Jeffrey Osborne
未だ現役のシンガーながら、過去の作品を最高傑作と呼ばれるのは不本意だろうが、これ以上まとまった作品を作ることは難しいように思う。
Stay With Me Tonight Jeffrey Osborne (A&M CD3337)-1983-
ジョージ・デュークのプロデュース三連作(だと思う)の2nd(=彼のソロ・アルバムの2ndでもある)。
80年代前半の雰囲気を伝える秀作。アップにミディアムにスローに完璧にあの時代がパッケージされている。
だが、大方のソウル・ファンにとっては、このアルバムは"Greatest Love Affair"一曲で忘れられない存在であり続けるだろう。
サム・ディーズ作曲、まさに絵に描いたようなサム・ディーズ節。
ジェフリー・オズボーンは抜きんでた個性はなく、さらに「ソウルのディープシンガーに求められる一種の破綻」のないシンガーだが、しかしやはり歌はうまい。サム・ディーズの曲を丁寧に歌う姿はピュアで美しい。
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