新作3連発その3 Ne-Yo
R.ケリー、Joeと彼。似たような声質のシンガー3人がこの初夏、新譜が揃ったが、当然雰囲気が異なる。
ベテランゆえの停滞を感じるJoe、いまが旬で勢いのあるNe-Yo、ルーキーとけベテランなどというカテゴライズとは無縁の存在であり続けるR.ケリーというわけだ。
Because Of You Ne-Yo (DefJam UICD-9028)-2007-
やや線の細さが気になるNe-Yoだが、それがかえって彼の若さをフレッシュに伝えてくれる。
ソウル・ミュージックとしては、どこかに破綻があったほうがいいのだが、それを感じさせないのが今時のR&Bなのだろう。
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Comments
本来なら若者の僕がこういった新譜を聴いていなければいけない立場なのに全く聴いてません 汗 一度ソウルバーでおじさんに君みたいな若い人はやはりリアルタイムの音楽を聴かなきゃダメだよ、後に伝えるのは君達なんだからと言われたのを思い出しました。 とりあえずCD屋に行ったら試聴くらいはしないといけませんね...
Posted by: Airegin | June 20, 2007 03:02 AM
それはよくわかる。僕もソウルを聴きはじめた学生時代、とてもリアルなものまで手がまわらなかった。
人生先は長いからあせることはない。音楽くらい自分で好きなものを好きなペースでね。
ただR.ケリーだけは試聴でもいいから聴いておいてほしい。
アトランタを中心に南部R&Bが快調な今、シカゴを感じさせる=音に地域性を確かに感じるというだけでソウル・ファンの琴線に響くんじゃないかな。
タイロン・デイビスのスタイルがシカゴを越えて大きな影響力を残したように、R.ケリーもその地域を越えて大きなものをR&Bに残しつつあると思う次第。
Posted by: Sugar Pie Guy | June 20, 2007 07:21 AM
そうですね、色々聴いているうちに自然に新譜も聴くようになることを願っています。使命感に駆られて音楽を聴いてもしょうがないですからね、R.ケリーならCDを持ってる友達も多そうですし僕個人としてもQuincyのアルバム(Q's なんとかJointとかそんな感じの名前だったような 汗)に入ってる彼が参加している曲などは好きだったので聴いてみようと思います。
Posted by: Airegin | June 20, 2007 05:35 PM