愚痴からはじまり--- Fred Bolton
だが、それとは全く関係なく愚痴を書いておく。この「ソウル一日一枚」は学識の全くない僕の日記みたいなものだからご容赦願いたい---まあ気に入らない人はとうに読んでいないからいいんだが。
広いようで狭い日本のソウル・ファン。差し障りがあるといけないので、具体名はぼかすが--
ネット・オークションでとある7インチが出ていた。おっこれは聴いたことがない、でも欲しい、そう思いとりあえず2000円くらいで入力。最後の土壇場で3500円くらいまでは頑張ってみようかなと思っていたら、仕事で帰宅が遅くなり、終了していた。落札価格は2400円。う~ん残念。
ここまではよくある話なのだが、とあるネットの書き込みを読んでいたら、このレコードを某ソウル・ファンが「最近手に入れたばかりだが抜群に気に入っている」と紹介していた。確証は全くないが、も、もしかして僕が逃がした小鳥がそのお方のところに飛んでいってしまったのでは---?しかも、そんなに良いの---?
ネット時代、こういうショックも、「まあ、よくあること、よくあること」(←org.谷啓)。
というわけで気を取り直して、このFred Boltonの元気の出るCDを紹介しよう。
I'm Gonna Git Mine Fred Bolton (Wilbe Wil2011-2) -2006-
このWilbeというレーベルはウィリアム・ベルがオーナー。彼の名前からとっているわけね。
今の時代、ウィリアム・ベルの名を持ちだしても神通力はないが、いやストレートに内容で勝負してこれはイケる。
これがデビューとのことだがフレッド・ボルトンの歌は、まさにサザン・ディープ。
さらにバックのサウンドが素晴らしい。もちろん一部でシンセを使ってはいる(ああここがホーンだったら)が、生音でしかも、それがダレていない。
サム・クックの"A Change Is Gonna Come"のカバーも含まれるが、こんな大ネタの扱いはたいてい無様な失敗に終わるところを、アレンジを変え歌いかたも変え、うまく切り抜けている。これは彼自身の知恵、それともやはりウィリアム・ベルの年季のたまものだろうか。
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Comments
ウ~ン、そういうこともありますね。でも、それはもうしかたがないこと。オークションというのは、そういうものです。
僕もよくe-bayやYahooで入札しますけど、競り合いで負けたのだからしかたがない、とあきらめます。
でも、どうしても欲しいものは死ぬ気で、入札しますよ。
Posted by: masato | June 14, 2007 06:08 PM
ぼくも、どうしても欲しいものは死ぬ気で、入札しますよ。
出せる金額は知れてますが、他のつまらない物にお金出すより満足度は高いですから。逆に要らない物、売りにかけます。
どうしても手に入らない物があるのは、楽しみの内ですよ。
Posted by: kazzz3 | June 14, 2007 08:41 PM
たまたま、ブログを拝見させていただきました。レコード収集奇談というソフトを販売されていた方かなと思い出しました。メールで少しお話したいのですが、空メール送付いただけませんでしょうか?
Posted by: 鈴木と申します。 | June 14, 2007 10:37 PM
結果的にコレクター道(?)ってのは、
お金や暇のある人が強い訳でむなしい人生ですよ。(笑)
人間いつコロッと逝っちゃうかもしれないし
手に入っても聞かずじまいなんてこともあり得ます。
縁があればいつかは手に入りますから
気楽に考えときゃ良いんじゃないかな。
20年以上欲しかったレコードが思わぬ安価で
手に入った事も有りますし.....
Posted by: adhista | June 14, 2007 10:39 PM
いやぁ、こういうネタになると反応がありますね(w)。
単に釣り逃がした魚は大きく思えるってだけのことです。
そもそもオークションの終了間際にビットしたら、相手も仕返し高騰して結局諦めていたかもしれません。
聴いておかなくちゃいけないのに未だ聴けていない音源はたくさんありますから、あせらずマイペースでやっていきます。
ご声援(?)ありがとうございました。
Posted by: Sugar Pie Guy | June 14, 2007 11:57 PM