貴重なしぶとさ VIP
そのなか、2002年の1stに続きこのたび2ndを出したVIPというグループの健闘を称えたい。
The Ladies’ Edition VIP (Lytz Outt Productions)-2007-
6年の間、地道に活動を続けていたんだなと感心----と思ったら、ジャケットの写真は使い回し。
これは期待できないかなと思い聴きはじめたのだが、結論から言えば感心しました。
このグループならではの強烈な個性が弱く、グループ全盛期ならいくらでもいたじゃないかと言いたくなるコーラス・ワークだが、個性は弱くとも実力は大したもの。これだけきちっと各パートが仕事をしているグループは全盛期だってそんなに多くはない。
さらに曲がいい。一曲めからスキップすることなくアルバムを聴くことができる。
あまりにまとまっていて、もう少し破綻があったほうが、ぐっと来るんじゃないかと思うが、それは次回作に期待しよう。次は---6年後?それでもいいんだが、写真くらいは変えてね。
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