輝ける龍 2 Pac
今日は知人のABちゃんに紹介してもらった2パックの没後10周年企画の3CDを取り上げる。
e 10th Anniversary Collection 2 Pac (Victor VICP-63769-71)
ウェストコーストとイーストコーストのギャングスタの対立。2パック、そしてノートリアス・ビッグの死。気がつくともう10年も前なんだ。
マジだったのか芝居だったのか熱く凶暴なあの時と比べるとヒップ・ホップは沈静化したように思える。
もとよりヒップホップには疎く、この40曲入りのCDを聴いてもどうしても歌物に興味がいく。K-Ci & ジョジョ、フェイス・エバンス達とのコラボレーションは素晴らしい。
しかしなんといっても"Califonia Love"、ここでのロジャー(トラウトマン)は陳腐が表現だが「世代を超えて」シンクロしている。かっこいい。
そう、かっこいい。これこそR&B、ソウル、ヒップホップを通じるキーワードだね。
※「トゥーパック」とはインカ帝国の王の名、「輝ける龍」という意味だそうだ。2 Pacは晩年にはマキャベリを名乗ったこともある。
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Comments
2PacのDo For Loveを聴いて僕はHip Hopに興味を持ち始めました、Hip HopからJazzやSoulに流れた人間なので今考えてみると2Pacが僕にとってはブラックミュージックを本格的に聴き始めるきっかけでした。
ただ今となっては彼の音には昔ほどの興味はありません、彼の音楽は好きなのですがやはり西のギャング系のラップは個人的にはHip Hopではない思っているので僕のように頭の固いHip Hopファンにとって2Pacはやはり好みからは多少はずれてしまうのです。
ただラップのうまさといった点ではライバルのビギーなどのほうが上だと私は思いますがPacの自分の感情をうまく表現した人間味溢れるラップはやはり魅力的で、それが彼が今でも支持される理由の一つだと思っています。
Posted by: Airegin | July 08, 2007 02:21 PM
Aireginさん
なるほど。含蓄の深いコメントありがとうございます。
Hip Hopには疎いままここまで来ちゃいました。
勉強したいな~と思うのですが---
Posted by: Sugar Pie Guy | July 08, 2007 07:48 PM