素晴らしい!Le Jitです。 Roi Anthony
あのLe Jitのリード、Roi Anthonyのソロ作品。
インディーズ・ソウルというものに興味があるようでないようで、未だにつかずはなれずしているのは、90年代中頃にこのLe JitやIII From Da Soulのような連中に出くわしたというのが大きい。
だがこのRoi Anthonyのソロを聴いて、Le Jitはまぐれでも偶然でもなかったことを認識した。
The True Soul Experience Roi Anthony (Mo Hit's)-2007-
歌がいい。曲もいい。しかしなによりソウル・マナーがいい。ソウルとはなんたるべきか(注)、スウィートとはなんたるべきか(注)、それを彼はわかっている。
注:問題はこれらが「絶滅しかかっているソウル・ファンが求めている」ものだということなんだが---
アレンジ、録音にチープさがないのがいい。インディだからという言い訳は無用のグレードの高さ。
内容だけであれば、インディ・シーンからはまだまだ素晴らしいものが出てきてこれだけを持ち上げるのはアンフェアだが、あのLe Jitのという話題性、そしてそれに対する僕の思い入れで2007年度トップの候補だ。
というわけで普段はアナログしか音の貼り付けをしないことにしているのだが、特別にストリーミング配信をしておく。気に入ったら、ぜひ買ってください。ロイになりかわりお願いしますよ。
例によって、Real Audio Player必須。一ヶ月ほどでサーバから落とすので聴きたい方はお早めに。
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Comments
同感です。どうしてもインディーばかりに気がいってしまいますが最近はリイシューか力ある人ばかりきいてます。インディーとメジャーの垣根がなくなってます。むしろインディーで出す方のがシンガーの力が発揮できると思います。やっぱベテランは違いますよ。
Posted by: hashi | July 07, 2007 09:06 PM