2007年のDeep Vince Hutchinson
ウィリー・クレイトン風というか、インディにおける、ここ10年のスタンダードスタイル。長いスパンで見ればタイロン・デイビス調の力を抜いた歌いかた。特に南部録音では、ありふれた様式。そしてシンガーとしても圧倒的な力があるわけではない。
しかし、なんとも心地良い。つまりソウルとしてのハートがあるということなんだろうと思う。
Man 2 Man Vince Hutchinson (M2M 110706)-2007-
ヴィンス・ハッチンソンはこれで3枚めのアルバムの筈。ジャケット写真を見ると、まずまずの親父で、僕が知っている3枚以前に活動があるのかもしれない。
オープングのモダン・ダンサーから快調だが、僕が最も気に入ったのは"Love Don't Live Here No More"というミディアム・バラード。女性シンガーを招きデュエットっぽく聞かせる。しかしさらにここに納めれているインスト版がいい。ソウル・ファンのはしくれとして、歌なしがいいとは言いにくいのだが、豊かなオルガンを中心に、コーラスはちゃんと入っていて素晴らしい。
もちろん彼の歌入りも含め、つい聞きたくなってしまう良いアルバムだ。
The comments to this entry are closed.

Comments