レア・グルーブ Last Poets
会社で仕事をしているときの会話に重宝する「グローバリゼーション」とか「コンプライアンス」と同じ部類だろう。
というわけで、恥ずかしいのであまり人前、特にソウル・ファンの前では使わないようにしている。こいつもジャズ・ファンクと言っておいたほうが無難。ジャズ・ファンクという表現にも眉をしかめる人もいるかな。
Delights Of The Garden The Last Poets with Bernard Purdie (Century CEJC-1006)-1977-
※レコード番号は90年代の日本の再発盤のもの
ザ・ラスト・ポエットはドラマーのバーナード・パーディが大きくフューチャーされたユニット。
レア・グルーブ界では"It's A Trip"が有名で、細かなリズムで刻まれたグルーブに、ユニークな歌というかラップに近いものが展開する。たしかにかっこいい。
アルバムB面はBEYONDERと名付けられていて"Be"、"Yond"、"Er"という3曲が切れ目なく続く。僕が最も畏れをなすパターンで聴き通すのは辛い。飽きっぽいというか長時間同じ曲調を聴いていると飽きてくる僕の性分ゆえで内容が悪いというわけではないので誤解なきよう。
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Comments
ラスト・ポエッツのことは何も知りませんが、
「フューチャー」という表記は「フィーチャー」が正しいのでは?
ついこの間も別のBBSで見かけたものだから、気になって、、、
Posted by: frisco | August 19, 2007 09:36 PM
「It's A Trip」大好きです。このアルバムは他にも気持ち良いグルーヴが聴けて気に入ってます。私は「Beyonder」も好き。。・
ところで、ラスト・ポエッツがバーナード・パーディをフューチャーしているのはこのアルバムだけです。基本的に彼等は詩人集団で、サウンド作りはバックのミュージシャン任せの部分が大だと思われ、レコード毎の印象は結構違う(と私は感じます)。。。
Posted by: HEKA | August 22, 2007 09:28 PM
friscoさん
なるほど。フィーチャーですよね。未来じゃない。
シュミレーション(シミュレーションが正)とか、つい日本人の語呂でそう読んでしまう。
人名でもハンフリー・ボガートは「ボガード」と呼ばれるし、ジェイムス・キャグニーは「ギャグニー」と呼ばれることが多いですね。
Posted by: Sugar Pie Guy | August 23, 2007 04:43 PM
HEKAさん
ご指導ありがとうございます。ご察しの通りラスト・ポエットはこれしか持っていないんで、大誤解をしていました。
Posted by: Sugar Pie Guy | August 23, 2007 04:44 PM