バートン絡み Messengers Incorporated

　昨日のバートン夫妻がそれ以前に出していたアルバム。

　これまた天下のレア盤だそうだが、これまたP-Vineからリイシューされたので普通のお金で聴くことができる。

Soulful Proclamation　Messengers Incorporated　(P-Vine PCD-23839)-1970-

　先のバートン・インクほどの内容ではないが、それでもさすがに平均以上のでき。サウンドは決してチープではないし、バートン妻の声はなかなか素晴らしい。

　良くも悪くも器用な夫婦らしく、ブルース、ファンク、甘め、そしてディープ・ソウルまで曲がバラエティに富んでいる。飽きないという見方もできるし、通して聴くとなにが本質なのかわからないというところに難があるのかもしれない。

　それにしてもオクラホマのどマイナー作品。P-Vineはどうやって版権を取った、というか見つけだしたのだろう？