帰省報告1 Bread
この春から半年余、東京で一人暮らしをしているのだが、この間にショックなことが二つあった。まず今日はその一つめについて書いてみる。
僕の家は愛知県岡崎市にある。
さて愛知県は鶏どころである。関東圏は豚どころ、トンカツの名店が多い。関西圏は牛、そういう大雑把な括り方をすれば愛知県は鶏。名古屋コーチンというブランドもあるが、地鶏もうまい。
東京で閉口するのは鶏の基本点があまりに低いことで、唐揚げを頼んだものの、あまりのまずさに完食を諦めたことが何度もある。
家に帰ったときくらい、うまい鶏が食いたい。
ところが、ここしかないというくらい愛用していた「山田鶏肉店」が閉店してしまった。大将が高齢で引退を決めたとのこと。
大袈裟ではなく途方に暮れている。ここの鶏ならはずれなくうまく、選ぶ必要などなかったのだが---。
日記はここまでとして、帰省にあたってはDJバッグにレコードをいっぱい詰めて帰った。こちらの住まいにはレコード棚を敢えて置いていない。帰省のたびに数十枚のレコードを行き来させている。
レコードはソウルばかりを選んで東京へ戻ってきたが、CDはなぜか気分的に白人ポップスを何枚か選んだ。
というわけで今日の一枚は、どこまでも爽やかなブレッド。
「二人の架け橋」"Make It With You"ほか、激動と混迷の60~70年代の世相に無関係なごとく「どこまでも爽やかな」サウンドを作り続けた。
ドラッグも、サイケもない。ディストーション・ギターもない。
それを今日振り返るとストイックさすら感じる。ディープ・ソウルとはパラレルなストイックさと言いたい気になる。
今日も音貼りをしておこう。"Baby, I'm-a want you"。これの邦題は「愛の別れ道」。
ソウルではモーメンツがカバーしているが、邦題だけ見ると"Love On A Two Way Street"みたいだね~。
ついでに日本人がカバーしたものも音貼りしておく。
このガロのカバーは素晴らしいなぁ。
いつも通り、音貼りした曲を聴くにはReal Audioが必須。音源は一ヶ月でサーバから落とすのでお早めに。
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Comments
実はDavidGates大好きだったりします。
"Baby, I'm-a want you"も着メロで使用中。
節操ないね(苦笑)
Posted by: kazzz3 | September 15, 2007 06:49 PM
明日は東京で法事があって上京予定。
前回日帰りで疲れたので今回は一泊。
駅の雰囲気が気に入ったのとホテルの隣にブックオフ
が有るのが決めてで大井町に決定。
持って帰るのは辛いので宅急便にするつもり、
つまり安いのをいっぱい買う気でいる(笑)
当然聖地(アップルストア銀座)も...某百貨店の前でしたね。
「Make It With You」はリアルタイムで聞いてたが
白人はこういったサウンドを大切にしてほしいと思う。
Posted by: adhista | September 15, 2007 07:31 PM