帰省報告3 Spanky & Our Gang
昔(20年近く前だ)のビリヤード仲間の一人が愛知県刈谷市にビリヤード場をオープンさせたのだ。いまどきの玉屋とは思えないほどお金のかかった(テーブルなどビリヤードの道具に)店で感心した。
これ以上は、このブログをお読みの方には退屈だろうから詳細は書かないが、彼は40歳、玉屋を持つのが夢で、資金を貯めて脱サラしてのチャレンジ。
「しょうがないから生きているだけ」の僕にはとても真似ができないが、その爪の垢くらいは前向きに生きて行こうと少々の勇気を頂戴した。
よし、明日からはばりばりとソウル・ミュージックを紹介することにして、今日はスパンキー&アワ・ギャングを取り上げる。
紅一点スパンキー・マックファーレンをリードに、バックに男性陣(時期によって4、5、3人と変わる)。
このスタイルを真似て、グループ名までインスパイアされたのが、いずみたくが作ったピンキーとキラーズ。「恋の季節」は歌謡曲にまったく興味のなかった小学生の頃の僕でも知っていた大ヒットだった。
最近Youtubeでスパンキー&アワ・ギャングが実際に歌っている映像を見たのだが(素晴らしい!)、男性陣はちゃんとピンキラのトレードマークの山高帽(ホンブルグ)を被っていて嬉しくなった。
まったくもって不思議なグループで、ロックというフィールドに収まりきらない多様性がある。カントリー、ゴスペル、ブルースなど、広くアメリカのフォークロア的な音楽に立脚している。ところが、それが60年代のフラワー・チルドレンのムーブメントにぴたりとはまる。
正直なところ、劇芝居歌のようなものなど、よくわかならない曲もあるのだが、"Like To Get To Know You"はいつ聴いても魂が震える。これを3分少々の時間で表現しているのはおそるべきことだ。
今日も音貼りをしておく。Real Audio必須、一ヶ月で音源はサーバから落とすのでお早めに。
Like To Get To Know You / Spanky & Our Gang
というわけで、明日からはソウルですよ。
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Comments
Mercury / JERRY ROSSと来れば明日はフィリーソウルですか?
J & Technics で繋ぐとか??
Posted by: kazzz3 | September 15, 2007 06:56 PM
kazzz3さん
たくさんのコメントありがとうございます(w)
J & Technicsに行く---なるほど~
でもレコードこっちに持ってきていなんですよ。
とりあえず「PC壊れた」ネタです。
Posted by: Sugar Pie Guy | September 16, 2007 09:25 AM
めずらしいですね、Sugarさんがこのへんのソフトロックをとりあげるなんて。
僕もこのへんは、けっこう聴きましたよ。
Harpers Bizarre,Vogues,Innocence,Spiral Staircases,などなど。
このあたりのグループを集めたコンピが以前ワーナーから出てましたね。
Posted by: masato | September 16, 2007 10:12 PM
masatoさん
あまりよく知らないんですが---けっこう好きなものもあるんですよね。
ハーピース・ビザール、ボーグス、イノセンスはベストCDを持っています。
ミレニアム/サジタリアス/カート・ベッチャーもいいですね。
う~ん、こうやって並べても点で聴いているだけなのが辛い。
ほぼ全作を持っている白人はビーチ・ボーイズ、ライ・クーダー、トッド・ラングレン。
ある程度いけるのはエルビス、フレッド・アステア---おっとソフトロックじゃなくなっちゃった。
Posted by: Sugar Pie Guy | September 17, 2007 05:10 PM
僕もたまにはSoftRockやThe 4 Seasons、happeningsとかで息抜きしようかな(苦笑)Bill Daill & Rondelsとか
Spiral StaircasesのMore Today…はノーザン人気が有る曲だしね。
Posted by: kazzz3 | September 18, 2007 05:27 PM