素敵じゃないか 田口久美
いやぁ、こんな凄いレコードがあるとは知りませんでした。
ある意味、70年代のほうがエロが許容されていたのかもしれない。
たとえば次の画像は「ヤッターマン」シリーズの一場面、ドロンチョ(この名もシリーズによって変わるが)が爆発で、おっぱい丸出しになるシーン。(クリックすると拡大します=お好きな方は)
これがゴールデンタイムの子供向けアニメで許容されていたということ。おそらく現在では、その時間帯のアニメとしては自粛されるだろう。
というわけで、このレコードは凄い。
エマニエル夫人?甘い夜のためいき 田口久美 -1976-
演奏・歌は田口久美ではなく、イージーリスニング的なオーケストレーション。その上に田口久美というエロな女優がエロな台詞をかぶせる。
ひとつ聴いていただこう。例によって聴くためにはReal Audio必須。なおこの音源は自動的に消滅する、ので聴きたい方はお早めに。諸君の健闘を祈る。
さて、このレコード。全12曲はすべて映画音楽。
続エマニエル夫人
O嬢の物語
プッシー・トーク
個人授業
ラストタンゴ・イン・パリ
卒業試験
エマニエル夫人
ディープ・スロート
シャンプー
愛人関係
ひまわり
ピンク・パンサー
一部を除いて殆どがエロ映画なのが素晴らしい。
ところが聴いていて椅子から転げ落ちそうになった。
「シャンプー」という曲。もちろんアン・ルイス=山下達郎の名曲ではなく、なんとこれビーチボーイズの「素敵じゃないか」!
慌てて調べると、ウォーレン・ビューティの映画「シャンプー」が「素敵じゃないか」を主題歌に使っている。
ここでは、その元歌がなんなのかを特に考えもせず「シャンプー」を曲のタイトルにしたのだろうと思われる。
残念ながら、この「シャンプー」は演奏のみ。さすがにこれにエロな台詞は加えられなかったのだ。
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