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北の国から10 「本命盤」黒いジャガー

007letmedie_shaft 札幌のレコ屋「Fresh Air」ではゆっくり見る時間がなく、ソウルのシングルと、屋外にあった3枚200円のシングル盤コーナーしか探せなかった。

 その場外にあった映画音楽の一枚。

 僕の洋楽初体験は映画音楽だった。もともと小学生の頃にテレビの洋画劇場が大好きで、そこから音楽にいった。
 映画音楽の一つとしてビートルズの"Let It Be"を聴いて、そこからロック、数年を経て身も心も黒人になったという次第。

 これは、「黒いジャガー」("Shaft")が聴きたかったので抜いてきた。一枚70円弱、ジュークボックスで聴くより安い。

 もちろんアイザック・ヘイズではなく、「フェランテとタイシャーとオーケストラ」名義になっている。タイシャーはピアニストだとクレジットされているから、フェランテ楽団にピアノが加わったという意味なのかしらん。
 カバーであるのにジャケットに堂々と「本命盤」と書いてあるのが素晴らしい。この当時の誇大広告の典型で、かなりのヒット率の文句だ。

 A面はポール・マッカートニーによる「007死ぬのは奴らだ」。ジェームス・ボンド役をそれまでのショーン・コネリーからロジャー・ムーアに替わった最初の映画(途中、「女王陛下の007」はナントカ・レイゼンビーが演じた)。

 まったく余談だけれど、ジェームス・ボンドが愛飲するのはウオッカ・ベースのマティーニとのことだが、これは噴飯もの。マティーニというのはジンの味が殆どを占める。ウオッカで作れば、ウオッカの味が主、さらに特に銘柄指定しないウオッカで作るとベルモットの香りが支配的になる。さらにボンドはステアでなくシェイクを希望する。
 非常に恥ずかしいオーダー。最初から「ウオッカにベルモットを入れてシェイクしてくれ」と言ったほうが早い。

 そんな唐突で暴力的な注文をするキャラクターという意味でイアン・フレミングが考えついたネタなのかもしれない。

 おっと話題が大きくずれた。といって本題でも書くことはあまりないんだが。

 「黒いジャガー」の出来は期待以上。ファンクではなく気品のあるカクテル・ミュージックになっている。難癖をつけたボンドのオーダーとは比べものにならないくらい心地良い。

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