パーフェクト! Willie Johnson
なんとも怪しげだが、今もちゃんとご活躍のようで新録音を含んでいる。ブルース寄りの曲もあるが、この人のベースはあくまでサザン・ソウル。
そしてなにより嬉しいのが70年代から80年代の名作。Drive、Cat、Future Stars、Jamと、どのレーベルも一枚づつのシングルを残し、ようやく80年代初頭にSavannah Int.で2枚。以上6枚がビンテージということになるが、そのシングルの両面12曲のうち未収録なのはI'm Depending On You(Jam 002)の一曲だけ。11曲はちゃんとこのCDで聴くことができる。
The Very Best Of “Little” Willie Johnson (LI-JAN LJCD.02)
僕の好みは、軽やかで甘いダンサー"What I'm Going To Do"(Savannah Int. 1103)。これは1982年作だが、あまりにも遅い。せいぜい1976年くらいのサウンド。いや歌だけをとれば60年代と言っても良いほどの泥臭いシャウト。
もちろん"I Can't See Myself"のような正統派のサザン・ソウルも極上。
はからずも元気で歌っていることが確認できたウィリー・ジョンソン。元気で長生きしてください。
※ありふれた名前で、同名のシンガーが何人かいる。ブラインド・ウィリー・ジョンソンとか。そこで「リトル」を冠しているわけだが、やはり小柄なんだろうか。それとも子供の頃の愛称?
The comments to this entry are closed.
Comments
オー!!こんなCDが発売されていたのですか!!!
知りませんでした。明日買いに行ってきます。
3枚はシングルを買ったのですが、後が続かなくて困っていたシンガーです。
海賊盤くさいCD-Rだけど、シングルから音を取っているのだろうな??
貴重な情報ありがとうございました。
偶然にも自作CDから「It's Got To Be Tonight」が流れています。
オー!!!!!!
Posted by: 通りすがりの者 | January 04, 2008 10:11 PM
これこれ、例のSNSでご紹介のシングルを紹介した際に、盛り上がった事盛り上がった事。
諸先輩方大好きなんですよね。
Posted by: kazzz | January 04, 2008 11:46 PM
お陰さまで、まだ売っておりまして入手することが出来ました。タイ産とは驚きました!!
ついでに、Dan Greer (Praise 1281-101)があったので求めて参りました。
ありがとうございました。
Posted by: 通りすがりの者 | January 05, 2008 05:30 PM
通りすがりの者さん、お役に立ててなりよりです。
このCDが出ていること、案外と知らない方が多かったようです。
実は僕も、とある方に教えてもらったものです。
Posted by: Sugar Pie Guy | January 06, 2008 03:20 PM