俺が愛した女(たち) Xscape
ああイクスケイプ!
僕はその出発点からコーラス・グループが好き。
しかし女性グループは苦手。
男性グループであれば、ベース、バリトン、テナー、ファルセットと幅広い声域が楽しめる。それに比べ女性は声域が狭い。単調になりがち。
さらに女性グループはコケティッシュな面を打ち出すことが多く、ますます物足りない。
もちろんマーサ&ザ・ヴァンデラス、近くはSWV、TLC、デスチャ----と好きな女性グループはたくさんあるのだが、心底好きとなると数が限られてくる。
50年代=ボベッツ
70年代=ラブライツ、クワイエット・エレガンス
90年代=イクスケイプ
番外としてバーバラ&ブラウンズ(グループとしていいのかどうか)。
このなかで、デビューから夢中になり最後までを見届けたとなるとイクスケイプしかない。彼女達が消え去ったとき、僕の青春は終わった---ちょっと苦しいが気分はそんな感じ。
彼女達の本意ではないと思うが、僕が惹かれるのは彼女達のルックス。はっきり言って××です。いでたちも田舎臭い。まさにジョージアはアトランタの田舎娘たち。
しかし、だからこそ、時代錯誤のようなメリスマがあった。いやドスといったほうが相応しい。
Youtubeに映像があがっているので、ぜひ見ていただきたい。僕が愛した女性(たち)を。
Understanding
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デビューアルバムのこの曲にノックアウトされた。
Just Kickin' It
↑
こいつは12インチシングルに含まれる別テイクが好きなんだな。先日DJやったときにそれを回しました。
Who can i run to
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最高傑作。ソウル・コーラスグループとしてのマナーをご覧ください。
ルックスのハンデ(ごめんね)にもかかわらず、そこそこの人気を得た彼女達。ところが突如の活動停止。その理由はそれぞれが結婚して「普通の女の子に戻りたい」というもの。それに胸打たれたね。
きっと平凡な主婦として母としてアトランタで暮らしているのだろう。いい話すぎる。
※ただしキャンディとタミカにはその後ソロ作品があります
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Comments
先程はどうもありがとうございました。
「Who can i run to」は元バージョンのJonesgirlsも好きなんで、コレは2度美味しいですね。
Posted by: kazzz3 | October 09, 2007 11:14 PM
Kazzz3さん
さきほどはどうも(笑)
ジョーンズガールズのオリジナルはいいですね。
Xscapeはそのオリジナルのアレンジに忠実に、殆どまっすぐなカバー。
ヴォーカル・パートの歌い継ぎも同じ(だと思う)。
それがいいんですよね。
Posted by: Sugar Pie Guy | October 09, 2007 11:57 PM