アムステルダムの朝は早い Candy Dulfer
先週、秋葉原(!)で開催された少人数参加の音楽イベントで、Keizoさんという若い方に教えてもらったのがこのお皿。慌ててゲット。
Live In Amsterdam Candy Dulfer (BMG 74321 826082)-2001-
キャンディ・ダルファーはサックスを吹く白人女性。メイシオ・パーカーを含むJB'sと一緒にやったりしたこともある、つまりソウルフルな女性。
しかし寡聞にして彼女のライブCDに、アンジー・ストーンが参加していることは知らなかった。
そう、あの元バーチカル・ホールドのアンジー・ストーン。(というか今やピンの名のほうが有名だろう)
歌うは、アイズレー・ブラザースの"For The Love Of You"。優れた楽曲というのは誰が演奏しても良いものだが、この曲、女声が歌ってもぐっとくるんだよね。
キャンディ・ダルファーは歌も歌う。まずは彼女のサックスでメロディをなぞり、ちょいとコーラス。そしてアンジー・ストーンが登場するのだが、良い、すこぶる素晴らしい。
「ジャージー」という言葉がなぜか嫌いで、積極的な褒め言葉で使うことは少ないのだが、ここは節を曲げて良い意味で使っておこう。ジャージーです。
これが気に入って聴き進むと、どの曲もガッツがある。そしてメロウ。キャンディはソウル・マナーを知り尽くしている女性なんだな。
このアルバム、タイトルが「ライブ・イン・アムステルダム」だが、キャンディはここオランダ、アムステルダム出身。あくまで故郷にこだわっているということか。もともとプリンスのオランダ公演のときのバックを勤めて、大きな話題になったそうだ。
ところで今日のブログの見出し「アムステルダムの朝は早い」。今やぴんと来ない人が多いだろう。意味がわからない方は40歳以上の大人に尋ねること。
こんな素晴らしいお皿を若い方に教えてもらいながら、年寄りは意地悪なのだ。
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Comments
来年不惑の歳ですので、たいして若くはないのですが、この音源、気に入って頂けたようで嬉しいです。
アムステルダムの朝は早い
コーヒーのCMでしたっけ???
Posted by: keizo | November 19, 2007 09:07 PM
Keizoさん、まいど!
その通り、インスタントコーヒーのTV-CMでした。
まだ海外旅行が夢だった時代、そうか世界中の大都会でインスタントコーヒーを飲んでいるんだと思わせるシリーズでした。
ツービート時代のビートたけしが、「どこだって朝は早いんだよ」と突っ込んでいました。
Posted by: Sugar Pie Guy | November 19, 2007 10:05 PM