レア盤ですな Rap Kaendaiko
今日、紹介するのはCD。定価は800円なのだが、これの存在を知ったときは既に廃盤。探しに探して、かなりのプレミアム価格ながら購入した。
ラップ火焔太鼓 古今亭志ん生 (ポニー・キャニオン PCDA-00596)-1994-
なんと古今亭志ん生が噺す「火焔太鼓」をサンプリングしている。
「火焔太鼓」は志ん生の十八番であり、僕の身体に入りきっている噺だから、おっこれはあの箇所から持ってきたんだとネタがわかるのが楽しい。
正直なところ、こんな風にひねくりまわしたっておもしろいわけがない。普通に高座の録音を聞いているほうがいいに決まっている。
ただ、それでも欲しくなってしまうところが業なんだよな。
これ以上書くこともあまりないので、ちょいとトリビアを。
志ん生のファンならご存じのとおり、この火焔太鼓の落ちは、「半鐘はいけないよ、おじゃんになる」というものだが、正月などの席では、この「おじゃんになる」は縁起が悪いというので、「太鼓がいいよ、どんどん鳴る」としているものがある。
※知っている人は知っていて、もしかして知らない人はまったく知らないのかもしれないが、僕は同時に二つのブログを運営している。今日のはリンクネタ。興味のある方は、こっちのブログもご覧ください。
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Comments
志ん生師匠といえば達郎の1番の好きな落語家ですね。
1度ちゃんと寄席で本場の落語を聞いてみたいとは思っているのですが・・・なかなかできません。
Posted by: bloodstone | November 10, 2007 11:41 PM
Bkoodstoneさん
志ん生を聞いたことがない。
それは現代の日本人として恥ずかしいことじゃない。
現代の地球人として損をしているだけ。
図書館とかレンタルにあるんじゃないかな。
僕のiPodは常に落語が入っています。
まったく退屈というものから無縁でいられる。
Posted by: Sugar Pie Guy | November 11, 2007 07:54 PM