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うひょひょ(喜)  Motown Rare Groups

Motownraregroups 根拠のない自惚れというのはアホだ。そう僕はアホだった。

 ソウル・ミュージックに興味を持ったのはCDなどないアナログ・レコードの時代だった。といってもソウルのリアルタイムのピークは既に終わっていたのだけれど。

 そのうちにCDが登場してきた。
 最初の頃はまずプレイヤーが高いのと、それを手に入れてもソフトがないのだから手が出なかった。

 以前にも書いたかもしれないが、僕が最初に買ったCDはZappのロジャーのソロ2nd。これからはCDの時代になるのだからと買ったのだが、それから何ヶ月かプレイヤーを買えず、ただ飾っていた。

 あとP-VineのCDをはじめて見たときのショックも覚えている。当時の僕の感覚ではCDというのは大変なテクノロジーを持つ大レコード会社だから作れるもので、P-Vineのような弱小(失礼!)レーベルが出せる代物だとは思ってもみなかったのだ。

 そういうテクノロジーの変わり目に立ち会った僕は、ソウルの特に日本で出たコンピに関しては、けっこう買ってきたという自信があった。

 最近はCDでもプレミアムがつくものがあるが、ソウルのリイシューであれば殆どを持っている(という自信)。レアなレコードはないが、CDでよければなんでもあるよ(という自信)。

 しかし、やがてそれが根拠のない自惚れに過ぎず、つまりやはりアホだったと気がことになる。

 その一つが、桜井ユタカさんが編集したモータウンのマイナーなグループ集CDを買い逃したこと。

 迂闊なことに、硬直したモータウンはかっての遺産の上澄みだけを手を変え品を変え出すことしかできないと高をくくっていた。

 その妄に気が付いたときはそのCDはもう入手不可能になっていた。

 長い前置きになったが、そのCDをようやく聴くことができた。

 ある日、街を歩いていたら、空からひらひらと一枚のCDが落ちてきた。拾ってみたらそれが、このCDだった----というような感じ。
 ※ちなみにこれは、バリノ・ブラザースのLPについて鈴木啓志さんが書いていた文のパクリです(笑)

The Motown Rare Groups Various (Motown R32M-1058)

 収録曲は以下の通り。

My Baby / Freeman Brothers
I Understand My Man / The Elgins
Never Say No To Your Baby / The Hit Pack
Come Into My Palace / Lee & The Leopards
It's Too Bad / Mike & The Modifiers
On The Brighter Side Of A Blue World / The Fantastic Four
It's A Lonesome Road / Heart And Stone
I'll Stand By You / The Contours
The Good Things (Where Was I When Love Came By) / Naturals
I'm Truly Yours / Eric And The Vikings
It's Too Much For Man To Take Too Long / Eric And The Vikings
Buttered Popcorn / Vows
All For Someone / The Monitors
While I'm Away / The Valadiers
Feel Like Givin' Up / Posse
It's Growing / Bobby Taylor & The Vancouvers
My Beloved (W/Strings, No Organ) / The Satintones

 まさに「見たことも聴いたこともない」グループのオンパレード。

 さすがにこれは7インチを持っているが、エリック&ザ・バイキングスをCDリイシューしているのはこれだけではないかと思う。
 日本のソウル・リイシューの見識の高さを誇るに足るCDだ。

 こんなCDを聴けるなんて僕は運がいいな---おっと、これも自惚れか。

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Comments

このCD一枚にも色々なドラマを感じます。こうしてひょんな事から知り合いブログで取り上げて貰える事になった事とか。今年は色々な意味で収穫があった年でした。ネットというテクノロジーはこうした距離を縮めたのは事実です。近い将来ネットのコメントも自動翻訳して海外のファンとも気軽に情報交換ができるようになるのでしょう。アナログレコードと最先端技術。楽しみに待つとしますか。しかし、日本のメジャーレコード会社現状ではこういった編集盤を作れる体力が無いのでしょうか? 1月にソニーからNorthernのコレクションが鈴木さん監修で出るようですが。ストレートリイシューより編集盤を何点か出して貰えれば有り難いのですけど。

Posted by: kazzz3 | December 07, 2007 at 03:46 PM

kazzz3さん

ネタバレです(笑)
このCDはkazzz3さんに聴かせて頂いたのでした。

鈴木さんコンピレートのノーザン!楽しみですねぇ。

Posted by: Sugar Pie Guy | December 08, 2007 at 12:55 AM

ネタバレはさておき、こういった関わりができたのが嬉しい一年でした。ありがとうございました。

Posted by: kazzz3 | December 08, 2007 at 03:22 PM

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