フィリー隠れ皿 The Soul Survivors
フィリーのTSOPからリリースされた、ギャンブル=ハフ制作のアルバム。
Soul Survivors Soul Survivors (Epic EICP 7071)-1974-
※再発CD番号
なんでもオリジナルLPはレアらしい。ただ昔CBSソニーからLPリイシューされたこともあった。
このソウル・サバイバーズというのは白人の連中。
非黒人がソウルを演奏する、歌うというもののなかでは、稀にみる完成度。それはギャンブル=ハフの力もあるのだろうが、やはり彼らの志や技量が高かったということだと思う。
歌はチャードのインガイ・ブラザース。言われなければ黒人だと信じてしまうエモーションがある。
バックはニール・ラーセンやフル・ムーン----って、これは受け売りであんまり僕は知らないんだけどね。ギターの入れかたなど、ちょいとロック(白人)っぽいところもあるのだけれど、それこそがオリジナリティな魅力だと思う。
名曲と表現してよいミディアム、バラードが並ぶが、一際印象深いのが"City Of Brotherly Love"。もちろんフィラデルフィアのことを高らかに歌ったもの。
ところで、別件のつけたし。昨日取り上げたコンピに収録されていたTemptonesもフィリーの白人グループにして濃厚なソウル度。
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Comments
FULLMOON、メチャメチャ聴きました、もちろんDouglas盤ね。もちろんこのSoul SurvivorsのTSOP盤も、Beckmeier Brothers,Robin Clarkまで。
でも、僕にとってはNeil Larsenだな、やっぱり。
Posted by: masato | December 29, 2007 10:27 AM
やはり、このあたりはmasatoさんのお詳しいところですね。
僕も遅ればせながら来年は聴くものの幅を広げようと思っています。
もっとも、肝心のソウルも特に掘り下げているわけじゃないんですけどね~
Posted by: Sugar Pie Guy | December 29, 2007 11:05 AM
やはりこの辺に反応するのはこの3人だけでしょうかね?
アトコ盤の再発は無いのでしょうかね?
なんて言っていいのかな。
Posted by: kazzz | December 29, 2007 08:18 PM