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O.V.節 Roy Young

Royyoung 一部で話題を巻き起こしている中年シンガーの遅すぎたデビュー盤。

 制作にウィリー・ミッチェルが入り、そのアルバム名もメンフィスときた。

Memphis Roy Young (Tommy Boy TB-1669-2)-2007-

 話題となっているのは、古式ゆかしきサウンドをバックに、このロイ・ヤングがO.V.ライトにごく近い唱法で歌いシャウトするからだ。

 しかしこの御仁はメンフィスのシンガーではない。それどころか---ジャマイカ生まれで、長い間英国で音楽活動を続けていたという。正式なレコーディングの話が80年代にあったそうだが、ボツ。その後イスラエルに渡り歌っていたところを見出され、地球をまわってメンフィスに辿り着いたということらしい。

 この経歴から、もともとO.V.タイプの歌いかたをしていたのか、それともウィリー・ミッチェルの戦略なのかわからない。

 ただ一つ言えることは、残念ながら歌力がピークを過ぎているということ。

 声に艶が欠けるし、歌の末尾で音程を伸ばすとふらつく。

 決して貶しているわけではない。歌に対する姿勢は真摯なものだし、ロイ・ヤングがいまどき稀有なシンガーであることは間違いない。
 またサウンドを含めたプロジェクトとしても応援したくなる。

 サザン・ソウルのフリークであれば避けて通れない一枚だと思う。
 

 

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