意志を感じる Terry Black
インディ・ソウルを続けて聴いていると、段々とこちらまで腑抜けてくることがある。歌がヘタだとか、サウンドがしょぼいということよりも、立ち向かっていこうという意欲が感じられないシンガーが多いのだ。
それを攻めているわけじゃあない。
インディで作られるソウルの存在意義からすれば、一定数をきちんと売ればいいわけで、安定路線を選ぶのも立派な選択だし尊い仕事だ。
それらを続けて聴くということ自体が間違っているのだろう。
ところがこいつは違う。
Selfish Terry Black (Blaga Records 002RB)-2007-
楽曲の作りこみから歌いかたまでメジャー・シーンでも充分通用するクリエイティビティを感じた。
そうした姿勢だけで評価をするわけにはいかない。あくまで内容なのだが、すべてではないまでも幾つかの曲は相当いい。
タイトル曲"Selfish"や"Atmosphere"、"As I Am"など、テナーで歌いきるところに瑞々しいソウルがあると言いきってしまおう。
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Comments
初めまして!!! yukimiと言います。
もともと、The StylisticsのEban Brownから貴方のBlogを見つけてコメント入れました。
Ebanが大好きで・・・
毎年The Stylisticsのライブを行っています。
去年も行って来たばっかりで、すでに、 今寂しい状態です。 たぶん、今年も6月あたりに東京ケントスへ来るとは思います(メンバー情報)
その時までまた、色々な事を情報収集したいの
何かあれば教えて下さい!!!
宜しくお願いします。
Posted by: yukimi | January 09, 2008 03:44 PM
yukimiさん、はじめまして。
いいですねぇ。
機会があれば、ぜひ会場でEbanと盛り上がりましょう。
今後もよろしくお願いします。
Posted by: Sugar Pie Guy | January 10, 2008 12:20 AM