CDっていいですね Rafael Cameron
1stの落ち着いたジャケットとはうって変わり、マンボパンツorジョッパーズをはき、花火は打ち上がっているわ、薔薇を持っているわとキワモノ色の強いジャケット。
Cameron's In Love Rafael Cameron (Salsoul 1005-2)-1981-
※番号はCDのもの、オリジナルはSalsoul SA-8542
しかし内容はキワモノどころか抜群。
"All That's Good To Me"は、このアルバムが発表された1981年当時のはしりだったウェストコーストのSolarサウンド、つまりレオン・シルヴァーズのサウンドの模倣ながら卓越した完成度。ウィスパーズの最高の部類と比べて遜色がない。
いっぽうでミディアム"Let's Get Married"のゆったりとしたグルーブは、オリジナルな作風で「これぞ80年代ソウル」というフレッシュさに溢れている。
余人はどうあれ、僕にとっては名盤。
僕がソウルを聴き始めたのがこの1981年ということもあり、冷静でいられないというファクターは働いているけれど---。
さて、しかし今日はオリジナルLPではなくCDを取り上げる。
なぜか手元にあるCDはLPと曲順が変えられている。
こういう作為は納得できないのだけれど、ボーナス・トラックとして"All That's Good To Me"の12インチ・バージョンが収録されている。
USブラック・ディスク・ガイドで細田さんが「これは12インチ・バージョンでないと話にならない」(457)と書いているそれ。
それが手軽に聴くことができる---いやぁCDリイシューっていいですね。
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Comments
FENのDon Tracy Showなどでよくかかってたのが、“Boogie's Gonna Get Ya”と“All That's Good To Me”。「Cameron All The Way」っていうのもあったね。
Posted by: masato | February 23, 2008 09:43 AM