なにか昔風 Keyshia Cole
彼女についてはルーサーの"Never Too Much"を大胆に取り入れた"Never"の印象が強すぎて他を覚えていない(失礼!)のだが、この新作はじっくりと聴いた。
Just Like You Keyshia Cole (Geffen B0003554-02)-2007-
結論から言って、大変に僕の好みである。ストレートど真ん中。
どうしてなのかを考えたのだが、21世紀のサウンドとクオリティを装いながら、その歌唱の根本スタイルはけっこう古い、60年代的なところがあるからではないか---と思いいたった。
「こぶし」あるいはメリスマの効かせかたが単純なのだ。
殆どはストレートに発声し、こぶしを回すところは大胆にすぱっとやる。
こういう歌いかたはモータウン初期の女性シンガーとかに共通していうように感じたのだが、どうだろう。
う~ん、思い切りはずれているかもしれない。
予防線を張っておくと、僕は女性シンガーに疎いですから(笑)
少なくともジャケットは、ブレンダ&タブレーションズの"Dry Your Eyes"だし(爆)
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