楽屋落ち Temptations Review
そのときの感想は、このブログでもたっぷりと書いた。
素晴らしいステージだったが、正直高かった。チケットそのものもだが、飲食代がかさむ。コットン・クラブはサントリーがスポンサードしているようでシングル・モルト山崎を飲んだら---ってこの話は上のリンク先にも書いたので割愛。
コットン・クラブという名前はもちろんローリング・トゥエンティーズと呼ばれた1920年代にニューヨークはハーレムにあった黒人の演芸を白人に見せるクラブの名前。
ここを舞台としたのがコッポラの映画、その名も「コットン・クラブ」で、デューク・エリントン、リナ・ホーン、ニコラス・ブラザースとおぼしき連中(エリントンは実名)が歌い踊るソウル・ファンにはたまらない作品。
その映画に出てきた黒人のギャングスターがウェスト・インディアン・アーチ。この男はほかに「マルコムX」にも出てくるし、最近話題の映画「アメリカン・ギャングスター」ではデンゼル・ワシントン演じるフランク・ルーカスが最初に仕えていたのがこの男。
といったアフロ・アメリカン・オタクの話はここまでにして、丸の内コットン・クラブから情報誌が届いた。実際にはかなり前に来たのだけれで、開封せず放っておいた。
それを今日開いて読んでみたら、Live Reportというコーナーで吉岡正晴さんが感想を書いていた。
そう言えば僕が観に行ったとき、楽屋に訪ねていった方から吉岡さんがいらっしゃったと聞いたような記憶がある。同じ回を観たのかな。
そのレビューでおもしろい表現があり、思わず笑ってしまったというのが今日のネタ。
日本全国のソウルバーのマスターや、ソウル・ヴォーカル・グループを愛する熱狂的なファンが多数つめかけた。
確かに何人かのソウルバーのマスターが観に来ていたのは確かだけれど、日本全国のマスターが参集というのはいくらなんでも大袈裟じゃないかと思う。
もちろん、心あるマスターであれば来たかったと思うが、なにより自分の店の営業があるものね。
※下の画像はクリックすると拡大します。
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Comments
吉岡さんって何者なんですか?
あたしも実際にはまだ会っていないけど メールでは、やりとりしています。
The Stylisticsの事とかですが・・・
Posted by: yukimi | February 08, 2008 12:52 AM
yukimiさん
ソウル・サーチンのサブネームで、CD/レコード評他活躍なさっている方です。
吉岡さんのサイトは↓
http://www.soulsearchin.com/
Posted by: Sugar Pie Guy | February 08, 2008 02:36 PM