Genesis The Soul Children
プロデューサーはジム・スチュアートとアル・ジャクソン。熟成しきったStaxサウンドに彼らの声が乗る。
Genesis The Soul Children (Stax STS-3003)
バラードに、ジャンプにあまりに濃厚な曲が続き、聴くほうも相当な体力を要するアルバム。そのなかでもハイライトは重厚に歌いこまれた"Don't Take My Sunshine"から、サム&デイブの"Soul Man"調の"Hear Say"へと続く部分だろう。
この後も濃密なソウル。強いていえば"I'm Loving You More Every Day"の歌い出しの女性(シェルブラ・ディーンか)が少し調子をはずすところが愛嬌。
この後彼らは3人組となりEpicから"Finders Keepers"を出す。どちらもどちらの名盤だが、やはり4人である本作はコーラスにおいては微妙なニュアンスに富んでいる。まさかの再結成(4人)のハーモニーを聴いて、改めてその差に気がついた。
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Comments
はじめまして。
何故だか、私もこの頃The Soul Childrenが気になってCDを引っ張り出したりしています。勘違いでなければSTAXでは、もう一枚"Friction"がありますね。"I'll Be The Other Woman"がお気に入りです。
Posted by: aij | November 23, 2008 03:02 PM
>ソウル・チルドレンのStaxにおける最後のアルバム
またまたあ!
Friction(1974)がありまんがな。
あと、Open Door Policy は1976のStax録音だけど
でもまあ、このアルバムが一番いいかな〜
不倫ソングを集めたコンピ If Loving You Is Wrong に収録された I'll Be The Other Woman は快唱だったね殆ど独唱だけど、、、(Frictionに収録)
Posted by: frisco | November 23, 2008 08:18 PM
ご指摘を頂き赤面。
"Friction"を忘れていました。
こっちにレコード/資料を持ってきていない---というのは言い訳で、とにかく物忘れが激しい。
歳のせいなのか、単にボケたのか?
> friscoさん
ご紹介の不倫ソングコンピ"If Loving You Is Wrong"、僕も買いました。
あの曲も不倫ソングなのか?ってのが収録されていましたね。
Posted by: Sugar Pie Guy | November 24, 2008 05:39 PM
>僕も買いました。
僕は買っていません。
聴いたのはあなたが買ったやつをですな、汗ヽヽ
Posted by: frisco | November 24, 2008 06:44 PM