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三越伊勢丹グループ その4

Mitsukoshihomesong シリーズ最後に取り上げるのは企画LP。

 残念ながら発行年とレーベルが不明。

三越ホームソング集 various (PLP-1023)

 レコード番号がPLPではじまるのは確認できるので、歌謡曲を調べればレーベルは判るが僕はまったく知識不足でポリドールかななどと推測しているだけ。まさかP-Vineということはあるまい。

 三越は1950年代にラジオで「三越ホームソング」という番組をスポンサーしていた。
 普通に考えれば、その頃の録音ということになるが、はたしてどうだろうか。レーベルが判ればレコード番号から年代は割り出せるのだが。

 収録曲は以下の通り。

秋草の歌 / 奈良光枝
寒椿の歌 / 安西愛子
母を想えば / 長門美保
花咲く街 / 二条あき子
美しき高原 / 藤山一郎
海の歌 / 伊藤久男
我が家の燈火 / 美空ひばり
ふるさとの花 / 島倉千代子
希望の鐘 / コロムビア・ローズ
まごころの花 / コロムビア・ローズ

 全曲、作詞は西條八十、作曲は古関裕而。古関は先々回に紹介した三越社歌の作曲も手がけており、そちらが1972年の録音だということを考えると、この企画LPはせいぜい60年代ではないかと考えている。ちなみに西條八十は1975年に亡くなっている。

 LP全曲、まことに良き時代のほのぼのとした歌謡曲で、ホームソング集と呼ぶのにふさわしい。美空ひばりの曲はもしかして未発掘かもと下衆な期待をしたが、美空ひばり録音としては知られたものだった。

 せっかくなのでこのなかから一曲、いや一節だけを聴いていただこう。島倉千代子の「ふるさとの花」の一番最初の出だし。この歌詞と島倉の歌い方は何とは言えぬ味をたたえている。

ふるさとの花(部分) / 島倉千代子

いじわるな子にいじめられ
泣き泣き帰る分教場

 いじめられっ子は、「ふるさとの花」も思い出したくないように思うのだが---。

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Comments

はじめまして、「まごころの花」をぐぐってやって来ました。
これは日本コロムビア委託製作(要するに自主製作)です。歌手もすべてコロムビア専属です。市販品ではないので、コロムビアに製作記録が残っていれば別ですがレコード番号から製作年月を辿るのは難しいと思われます。レーベルにCUSTOMとかSPECAL、三越マークがあるかもしれません。盤面の刻印による略号で何年何月プレス位は解りますが(これは解析しましたが)。
まだ拝見していませんが、まごころの花は天女像と関連するのではないかと思い、調べています。また当時(昭和34年)京都妙心寺の無相大師600年遠諱の法要があり、この歌と関連があるのかも知りたいところです。天女像は妙心寺塔頭で製作されたそうです。今では知るひともないようですが。

Posted by: 禿ぼうず | December 16, 2009 at 03:04 PM

秀ぼうずさん

碩学、恐れ入りました。
天女像については三越に資料編纂室がありますので問い合わせてみると資料は快く開示してくれると思います。
同室は現在、三越広報部の所管になっています。
※ここで取り上げたLPも同部から音源だけ頂いたものです

Posted by: Sugar Pie Guy | December 16, 2009 at 04:12 PM

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