キング牧師 I Have A Dream
マーティン・ルーサー・キング、特に名演説とされるワシントンでの"I Have A Dream"は、ソウル~ヒップ・ホップにおいても盛んに引用されたり演説そのものの録音が使われたりする。
youtubeにその映像があるので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。
この映像を観て改めて感じるのはキング牧師のプリーチャー(説教師)としての力量。
"I Have A Dream"を繰り返しながら高揚していくところは、ゴスペルのコール&レスポンスに比されるのではないだろうか。
この演説が読みやすいテキストとして出版されている。
キング牧師とアメリカの夢 (三友社出版)-1984-
50頁に満たない薄い本だが、英文と訳文、解説、注釈がつけられ333円。これは安い。
「私は夢見る。いつの日かアラバマで小さい黒人の男の子や女の子が、小さな白人の男の子や女の子と手をとりあうことができるようになるであろうことを」
キング牧師がこの演説を行ってから45年、我々は夢見ることができるだろうか。いつの日かエルサレムで小さいユダヤ教徒の子が、小さなイスラム教徒の子と手をとりあうことができるようになることを。
ちなみに今日、1月15日はキング牧師の誕生日であり、これを記念してアメリカでは1月の第三月曜日が連邦祝日となっている。
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