こんなコンピCD知らなかった Day Light 2
例によって内容とは無関係のお洒落な写真集ブックレットが付属する。そんなどこにでもあるような写真より、内容の紹介をしたほうが喜ばれるのじゃないか---と思うのが、音楽ファンの浅はかさで、世の大抵の人は、会ったこともないシンガーやライターの紹介より、こんな写真を眺めながら気軽に音楽を聴きたいのかもしれない。
Day Light edit 2 various (Apolon APCX 8009)-1991-
しかし、ここはソウル・ファンのためのブログ。当然、全曲リストを先に掲載してから話を進めよう。
Barbara Carr / Oh What A Price
Shirley Brown / Boyfriend
Philippe Wynne / Help Us To Stand
J. Blackfoot / I Stood On The Sidewalk
First Class / Coming Back To You
George Kerr / Are You Ever Gonna Stop The Rain
George Kerr / Always & Forever
Artie White / Funny, How Time Slips Away
J. Blackfoot / Where Is Love
The Main Ingredient / If I Were Your Woman
Regina Coffee & George Kerr / I Want To See You Again
J. Blackfoot / Bad Weather
う~ん、全体を通してぱっとしないというのが正直な感想。個々には愛着のあるシンガーが並んでいるのだが、選曲が必ずしもあっているようには思えない。
ただ耳当たりの良い曲が並んでいるだけで---おっと、これがソウル・ファンのいけないところで、まさに耳当たりの良い曲を選んだだけなんだな。文句を言う筋合いのものではない。
ただ一カ所ニヤリとさせられるところがある。
ファースト・クラスの"Coming Back To You"に続いて、ジョージ・カーの"Are You Ever Gonna Stop The Rain"が並んでいるのだが、両曲ともイントロは電話の呼び鈴のSE。考えあってのことか、偶然かわからないが、聴いていて、どきりとする。
edit 1とedit 2の二集。相当熱心に90年代初頭のP-Vineリイシュー音源を追っていた方以外には、珍しい曲も入っているので、ソウル・ファンにこそお奨めできる。中古で数百円(僕はAmazonで買った)というのもいい。
The comments to this entry are closed.
Comments