いいですねぇ After 7 "Takin' My Time"
というのが90年代初頭~中期の若手コーラス・グループへの気持ち。
その頃、コーラス・グループの流行というのがあってニュー・エディションを嚆矢に多くのグループが出てきた。70年代のグループに馴染んだ身には、狭い音域、主にテナーばかりのハーモニーに、いまひとつ気が乗らなかった。
しかしグループ不毛の現在ということもあり、もっと入れ込んで聴くべきだったと後悔している。
最近もひょんなことからこのアルバムを取り出し、その良さに唸った。
Takin' My Time After 7 (Virgin V2-86349)-1992-
もう15年以上前のお皿。歳月の流れは早い。
聴き直したのは、オリジナルズの"Baby I'm For Real"をカバーしていることを思い出したから。
このカバー、バックのサウンドが盛り上がらいのが残念だが、しっかりと歌いコーラスしている。終盤にBloodstoneの"Natural High"のフレーズをはさみこむ趣向がニクい。
ほかの収録曲も出来がいい。
After 7はベイビーフェイスことケニー・エドモンズの兄弟、ケヴォン、メルヴィンに、ベイビーフェイスの相方的存在だったLAリードのいとこのキース・ミッチェルが加わったトリオ。
ほかの作品もちゃんと聴きなおさなくては。
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