Laura Lee "Up Tight, Good Man"
実質的に過去の遺物となったソウル・ミュージックを、特にマニアでもない僕が紹介するとなると、そういう工夫でもしないと何もできない。
というわけで、ローラ・リーは良いです。
当たり前すぎるよね。
Up Tight Good Man / Wanted:Lover,No Experience Necessary Laura Lee (Chess 2030)-1967-
シンガーとして最高に脂の乗っていた時期。さらにこの頃はシカゴ録音とマッスル・ショールズ録音とが半々で、それぞれの違いが楽しめる。
A面は彼女の代表作、B面はヘヴィな乗りでぐいぐいと押してくるダンサー。この両面の充実ぶりはすごい。
彼女はデトロイトの出身で、その後、同地のHot waxでも優れた録音を残し、やがてゴスペルの世界へと戻っていく。
つまらない録音がないという点も、彼女の評価を高くしているポイントだろう。
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