今日はズル The Dells "They Said It Couldn't Be Done But We Did It... "
ジョニー・カーターが亡くなったことに少なからずショックを受けて、デルズのレコードを聴いている。
そのなかで、ひっかかったのが昨日ご紹介したフィリー録音の"They Said It Couldn't Be Done But We Did It..."。
「皆が出来ないと言った。でも僕らはやり遂げたよ---」というタイトルで、ジャケットはチョモランマのような山頂に登りつけるメンバー。
だが、これは単なるトリック写真。
そのネタばらしが裏ジャケットになっている。今日の画像がそれなのでクリックして拡大してご覧いただきたい。
こういうネタばらし裏ジャケでは、ダブル・エクスポージャーのものがありましたね~。
というわけで昨日と同じこのアルバムから、今日の一曲。
Get On Down / The Dells
ラブ・コミッティっぽい。なにしろ作曲にロン・タイソンが入っているから。
そして後半の主役はアール・ヤングのドラムを中心としたフィリーのスタジオ・ミュージシャンたち。ベースラインが、これまた同時期のThe Futuresの"Party Tme Man"にちょっと似ている。
「最高」という表現はこういう人たちの仕事を称えるためにある。
ジョニー・カーターは鬼籍に入った。これからどんどんとソウル・スター達がその後を追うだろう。いやもうたくさんの人たちが亡くなっている。
だが彼らの仕事はこうしてレコードに残っている。
それ以上を望んでどうする。人は必ず死ぬのだ。
このアルバム"They Said It Couldn't Be Done But We Did It..."には、洒落たインナーがついている。
漫画によるデルズ。
クリックすると拡大するので、ぜひお楽しみいただきたい。
The comments to this entry are closed.
Comments