【USBDG 015】 Aretha Franklin
※毎週末はUSBDG紹介です。USBDGについてはこちらをご参照ください
後のAtlantic時代の栄光を知っているだけに、先立つコロムビア時代は地味な印象を持ってしまうが、天才少女として周囲の期待を一身に集めたアレサの完成された歌唱を聴くことができる。
Soul Sister Aretha Franklin (Columbia 9321)-1966-
コロムビアでの8枚めのアルバム。
USBDGによるとコロムビア在籍時にリアルタイムで出たのはこれが最後で、Atlantic移籍後も未公開録音やリイシュー等でコロムビアは相当数のアルバムを出しているとのこと。
"Soul Sister"とタイトルにソウルの名匠を掲げているが、ジャズ小唄調の雰囲気もまだ残っている。しかしこの直後シスターからクイーンへと昇格するアレサの雰囲気がみなぎっている。
ここでは後年のアレサの雰囲気がよく出た曲を取り上げる。
Can't You Just See Me / Aretha Franklin
ジャンプするサウンドに、パンチのあるアレサのヴォーカル。しかしこれだけ歌ってもどこにも無理がない。いやまったく大したシンガーだ。
The comments to this entry are closed.
Comments