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Sugar Babe 「ルネ・ファーストライブ」

Rene_live 今日は珍品。ソウルじゃないのでご期待には添えないかもしれないが。

 昨日、書いたことは大方にはちんぷんかんぷんだったようで恐縮している。

 僕の世代のソウル・ファンには山下達郎の影響を受けている人が多い。
 音楽に最も興味がある10~20代前半、ソウルは時代遅れのすたった音楽だった。

 だいたい流行の音楽は、その流行が過ぎ去ってしばらくはひどく陳腐に感じられるもの。それを過ぎると本当に力があるものならば再評価の気運がみなぎってくる。

 そういう時代にソウルに親しむには何かのきっかけが必要だった。
 僕の場合は中学生の頃、大好きだったシュガーベイブというバンドがまずあり、そのメンバーの山下達郎の活動が大きかった。
 彼のレコード、ステージでのカバー、ラジオ番組での選曲を通じソウル・ミュージックというものを教わった。

 さて今日はそれにちなんだ珍品。
 中古レコード屋では100円皿だと思うが、探すとなるとけっこう大変だと思う。

ルネ・ファーストライブ ルネ (CBSソニー SOLL96)

 ルネ(ルネ・シマール)はカナダ出身のキッズ・アイドル。

 日本語で歌った「ミドリ色の屋根」が1974年にヒット。第三回東京音楽祭でフランク・シナトラ賞を受賞。

 このアルバムは来日コンサートのライブ盤。

 どこにもクレジットはないが、このライブでコーラスを担当したのがシュガーベイブ。

 とはいえ、残念ながら殆どの曲でコーラスが聞こえてこない。

 唯一、コーラスがちゃんと聞こえるのがこれ。

ヨー・ヨー / ルネ

 演奏は誰がやっているのだろう。
 このステージの音楽監督は深町純で、その人脈にヒントがあるかもしれない。

 大貫妙子らの声が主で達郎の声が小さいとお嘆きの向きにもう一つサービス。
 この曲のエンディング部分には、ちゃんと彼の声が出ております。

小さな生命 (部分) / ルネ

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