Dusty Springfield

　おかげさまで昨日、店がオープンした。

　初営業を終えて仮眠室で就寝。

　今日の昼、バスで帰宅。風呂に浸かって、そろそろ再出陣。
　初営業で不足している食器や調理道具があり、それを購入しないと。

　ちょうとAmazonでぽちっと購入したCDが届いていたので簡単にレビュー。

The Best Of Dusty Springfield (Universal PHCY-3044)
※日本発売CD、原盤はMercury

　ダスティ・スプリングフィールドと言えば、ベイ・シティ・ローラーズがカバーヒットさせた「二人だけのデート(
I Only Want To Be With You）」をはじめとするオリジナル曲と、ソウルを中心とするカバー曲。

　ただ正直なところ、これまで真剣に聴くことがなかった。
　モータウンの英国上陸映像をビデオで観てもダスティ嬢の登場シーンは早送りしていた---ごめんなさい。

　音楽を聴かせる店を開き、そのためのプレ・オープン営業をしていて自分自身が変わったのは、ソウル以外の音楽への改めての興味。

　たとえば50円とか100円で買ったゴミ扱いのレコードのなかの、映画音楽とかイージー・リスニング、あるいは日本の歌謡曲におもしろいものがある。

　もしかしてesoulさんらにご指摘された「オーディオを変えると聴く音楽も変わる」って、こういうことなのかな。
　（ただO.V.ライトよりE,W&Fが良く聞こえるというようなソウル内の変化は今のところないけれど）

　ともあれ、ダスティ嬢のベストCD。
　さきほどから家で流していたのだが、硬軟なかなか心地よい。

01　I Only Want To Be With You
02　Wishin' And Hopin'
03　You Don't Have To Say You Love Me
04　Little By Little
05　All I See Is You
06　I'll Try Anything
07　The Look Of Love
08　I Close My Eyes And Count To Ten
09　If You Go Away
10　The Windmills Of Your Mind
11　Am I The Same Girl
12　Son Of A Preacher Man
13　A Brand New Me
14　How Can I Be Sure
15　A Song For You
16　(They Long To Be) Close To You
17　This Girl's In Love With You
18　I Just Don't Know What To Do With Myself
19　Anyone Who Had A Heart
20　That Old Sweet Roll (Hi-De-Ho)
21　Will You Love Me Tomorrow
22　Oh No Not My Baby
23　You Don't Own Me
24　La Bamba
25　Sunny
26　Something In Your Eyes

　やはりリズムの乗りは限界があり、ソウルのカバーでもバーバラ・アックリンの"Am I The Same Girl"はちと苦しい。
　でもマキシン・ブラウンの"Oh No Not My Baby"や、（白人だが）ラスカルズの"How Can I Be Sure"の解釈はなかなかのもの。
　なにより選曲のセンスがいい。

　今晩、さっそく店で流そう。