Natalie Cole "Happy Love"
ハードオフについてちょっとした雑学をお教えしよう。
『ブックオフとハードオフは別な会社である』
ロゴがそっくり、共にリサイクルなので、てっきりブックオフ傘下の一業態だと錯覚してしまうが別会社。
ただしオーナー同士が非常に仲がよく、共によく協調しようということでそっくりなロゴにしたそうだ。
さて、そのハードオフだが、中古レコードについては不思議な基準で二分している。
アッパーな扱いだと、ひどく高い。普通なら数百円のLPに1800円などという値がつけられている。
いっぽうジャンクとされると105円以下。このナタリー・コールなど42円だ。
Happy Love Natalie Cole (Capitol ST12165)-1981-
プロデュースはジョージ・トービン。
よくもわるくも当たり障りのない曲が並ぶ。典型的なブラコンというか。
そのなかで、どうも座り心地が悪いのが「男が女を愛するとき」、パーシー・スレッジのあの曲。
まず女性があまり歌わない曲だと思う。
どうしても取り上げるときは「女が男を愛するとき」="When A Woman Loves A Man"とするものだが、ゴロがあわない。
さらに沈痛な重々しさで歌うというイメージがあるが、なんのひっかかりもなくさらっと歌う。
どうしてわざわざこれをカバーしたのか腑に落ちない。
へぇと感心して、あまり深く考えず聴くことだな。
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