号外 ソウル・ファンジン「Soul Diggers」
ファンジン=同人誌。
かって日本のソウル・ミュージック・ラバーズを牽引したのは、マニアックなファンジンだった。
代表は桜井ユタカさん編集の「Soul On」。
「Soul To Soul」、「ソウル虎の穴」は何年間も発行し続いた。
これ以外に熱意あふれる紙面ながら数号で終わったカストリ(3合飲めば酔いつぶれる=3号で終わってしまう)ファンジンは数多い。
僕は目につく限りのファンジンを買ってきた。
内容そのものも勉強になるが、こんな雑誌を作ろうする人の熱い気持ちを読み取るのが楽しかった。
しかし21世紀になりネットがサブカルチャーの情報発信の主役となると、コストリスクの高いファンジンは姿を消してしまった。
むべなるかな。これも時代の移ろい。
ところが、ここにネット配信を使った新しいソウル・ファンジンが登場した。
SOUL DIGGERS
発行はソウル7インチのコレクターとして有名なNaoyaさん。
こちらから申し込み、料金を振り込むとPDFファイルがダウンロードできる。
僕はそれをプリントして製本している。
やはり、このほうがファンジンらしいからね~
内容は素晴らしく充実している。
既に評価が定まり=手の出ない価格となったレア盤ではなく、その直前、今なら間に合う特集。
レコード盤に関するうんちく。
レーベル情報。
さらにはNaoyaさんのネットワークを通じて直接アクセスできた、ソウル・シンガーのインタビューなど。
価格は800円。ランチを一回抜けばいい(笑)。価格以上の内容は間違いない。
ソウル・ファンであれば絶対にお勧めする。
これを読んでいなければいかんでしょう、ほんと。
Soul Diggersは既に4号が発行されている。
しかしPDFファイルのダウンロードサービスだから創刊号から購読することも可能。これはネットならではの利便性。
というわけで、Soul Diggersの購読申し込みはここから。
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